神秘的な池巡りハイキング 双子山
2021.06.15
週末晴れたら山に行く
FUTAGOYAMA

神秘的な池巡りハイキング 双子山

蓼科山の麓、神秘に包まれた双子池のまわりを気軽に散策できる山。


双子池
photo : 霧が出て幻想的な双子山山頂。

当たり前のようで 当たり前ではない
長野で暮らすからかなうこと
季節の移ろいを 間近に感じられる
山と自然と 隣り合わせの暮らし

週の中ごろ 雨だと思っていた
週末の天気が ふと晴れに変わった

週末は お天気を味方につけて
季節の贈り物を探しに 山へ出掛けてみようじゃないか
のんびりなのに 大忙しのへんてこな日々の
はじまり はじまり


スケジュール

双子山散策DATA

難易度 ★☆☆☆☆
歩行時間 2時間半
歩行距離 5.8km
標高差 194m
ベストシーズン 梅雨明けから8月まですがすがしい高原歩きを楽しめる 秋には双子池の紅葉も美しい
見られる植物 ギンリョウソウ・イチョウラン・おさば草・オトギリソウ・マツムシソウ など

 

オススメ散策コース

登山口(駐車場)は三角屋根が印象的な大河原ヒュッテが目印。ヒュッテの目の前の道が、広場になっており、車が20台ほど停められる。蓼科山への登山口でもあり、駐車場はすぐ埋まるので早めに行動しよう。

リフト
鎌池・最終リフト

登山口から双子山まではおおよそ30分の登り。急な登りもなく穏やかな尾根沿いの登山道。笹原を出たり入ったりしながらその先に見える浅間山を楽しみつつ山頂へと足を運ぶ。7月〜8月は高山植物も多く見られ登山者を楽しませてくれる。

登山口から北側にちょこんと蓼科山の山頂がのぞき始めたら山頂はすぐそこ。山頂は台地上の草原になっており、晴れればメルヘンチック、霧が出れば幻想的な世界が広がる。

木道コース

休憩スポット

草原と360度の大絶景を満喫したら、双子山の由来となった双子池方面へ。シラビソの林を抜け、奥へと果てしなく続くように見えるカラマツの森を、クマザサをかき分けながら30分ほど下っていく。秋にはキノコも豊富に見られる場所だ。

下りきると双子池ヒュッテと右手に双子池の雌池がある。今回のランチは雌池のほとりにて。家で仕込んできたグリーンカレーを温めてみんなで腹ペコのおなかを満たす。食後にはアウトドア用のコンパクトなコーヒーミルを使用して、挽きたてのコーヒーをいただき大満足。大人数での山行は持ち寄りのお茶菓子と絶えないおしゃべりが楽しい。

八方池

ウシ

雌池を奥へ進むとプラス2時間のコースも楽しめるが、今回はヒュッテの裏から延びる林道を東に進みのんびり下山。体力や気分に合わせてコースを選べるのも双子山がある北八ヶ岳の良いところだ。

まとめ

双子山は北八ヶ岳の中でも気軽にハイキングができることから登山初心者やファミリーハイクに人気の山です。頂上部はなだらかな草原が広がり、蓼科山や北横岳を間近に見ることができます。新緑から紅葉まで四季折々の風景を楽しむことができます。

□ 大河原峠駐車場
諏訪ICより R20→R152→R40→大河原峠方面支線→駐車場 (全約42km)
佐久南ICより R142→R150→大河原峠方面支線→駐車場 (全約30km)

□ 立ち寄り湯 ▶︎ 春日温泉ゆざわ壮
住  所:長野県佐久市春日5924-4
受付時間:8:30~21:00(最終入館受付 20:15)

□ 立ち寄り湯 ▶︎ 白樺湖温泉すずらんの湯
住  所:茅野市北山白樺湖3419-84
受付時間:10:00~21:00(最終入館受付 20:30)

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