松本・岡谷・塩尻にまたがり山頂が平らな姿から鉢伏山の名をもつ。山頂手前まで車で行くことができるので軽ハイクにもオススメ。
photo : 諏訪湖と街を見渡すことのできる展望台からの眺め
見慣れた風景の先には 見たことのない景色がある
長野で暮らすからかなうこと 写真でしか見たことがない
そんな世界が広がる 山と自然と
隣り合わせの暮らし
次はどこへ行こう 地図とにらめっこして
持ち物のリストアップ 準備はぬかりない
週末は 毎日見ているあの山へ
行ってみたかったあの山へ 早起きして行ってみよう
土を踏み、森を抜け 広い空が見えたら
新しい発見がきっとある
鉢伏山散策DATA
難易度 ★★★☆☆ 歩行時間 約5時間半 歩行距離 10.5km 標高差 889m ベストシーズン 4月下旬~10月下旬頃。北/中央/南アルプスや八ヶ岳など多くの山域を眺めことができる。天気の良い日は富士山も見える展望の良い山頂。 見られる植物 6~7月頃には赤いレンゲツツジが咲き誇り新緑に映える。カワラナデシコ、ヤナギラン、マツムシソウ、ハクサンフウロなど多くの花がみられる。
オススメ散策コース
AM8:00 扉温泉登山口
扉温泉近くの登山口から入山。檜の湯第1駐車場前にはトイレも。山頂付近まで3時間近くトイレのない登山道を行くので済ませていくと安心。下山後の入浴も楽しみ。
AM10:00 樹林帯
登山口からしばらく坂道の樹林帯が続く。半分以上が樹林を歩く工程になるが山道に咲く花や新緑を愛でながら気長にのんびり。地図や道標を確認してペースを調整しよう。
AM10:30 高原を歩く
標高1800m程を過ぎると樹林帯から抜け、視界が開けて青空と近所の美ヶ原や八ヶ岳が姿を現す。ここから山頂に向けて勾配もゆるくなり、ゆっくりと景色をながめながら高原歩きの時間。
AM10:45 鉢伏山荘
視界が開け、道標に従いながら山頂を目指す。山頂付近の鉢伏山荘にはマイカー来訪者のための駐車場もある。駐車場から山頂までは標高差は100m程度で徒歩30分前後。気軽に山頂まで行くことができる親しみやすさも魅力。
AM11:15 山頂へ
信州のほぼ中央に位置する鉢伏山からは、北・中央・南アルプス、白山、御岳山、富士山、浅間山、北信まで、パノラマ大展望。山だけでなく松本や岡谷の街並み、諏訪湖まで見渡すことができる。景色を堪能したら下山は2時間半程度で同ルートをピストン。
まとめ
麓から自分の足で登るもよし、マイカーで山頂付近まで行って気軽に楽しむもよし。
登山経験がなくても、小さい子供からシニアまで山に親しむことのできる、地元密着型の丁度よい山です。□ アクセス
マイカーなら松本ICからR158松本・上田方面へ。松本城からR67を和田・美ヶ原高原方面へ。扉温泉方面へ進み桧の湯駐車場から徒歩で300m程先の鉢伏山登山口へ。□ マイカーで山頂手前までアクセス
松本方面からはR19村井付近を崖の湯方面、高ボッチスカイラインへ。
岡谷方面からはR20塩尻峠より高ボッチスカイラインへ進む。※山頂手前「鉢伏山荘」駐車場(1日500円)□ 駐車場
扉温泉 桧の湯第1駐車場(30台)・第2駐車場(20台)。※第1駐車場前にトイレあり。
下山後に入浴も可能(営業時間10~19時/入湯料300円)□ 宿泊者情報
高ボッチ高原~鉢伏山で唯一の宿泊施設 鉢伏山荘
http://park10.wakwak.com/~hachibusesanso/index.html
(新型コロナウィルス感染防止対策のため宿泊・営業については事前に鉢伏山荘にお問い合わせください)□ 鉢伏山 登山参考Webサイト
https://www.mtlabs.co.jp/shinshu/hike/hachibu.htm